書評 一覧

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赤紙と徴兵――105歳 最後の兵事係の証言から2017年03月02日 21:41

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書評:村役場で兵事係を務め、敗戦後命令に背いて資料を保管していた105歳老人の体験を中心に、国が戦争を行うとは国民にとってどのような体験なのかを伝える

なぜ、かくも多くの日本の男たちが、家族と共にいる生活の場から引き離されて、広大なアジア・太平洋の異国の戦場にまで赴かねばならなかったのだろうか。 元々、個人的には何の対立関係もなかったはずの他国の男たちと、なぜ敵同士になって殺し合わなければならなかったのだろう。


原子転換というヒント―21世紀の地球再生革命2017年03月11日 21:18

  
  
原子転換というヒント
21世紀の地球再生革命
久司道夫(著)
日本CI協会(編集)
  
  


書評:炭素や酸素から鉄や金を作ることができるという原子転換は、資源の偏りに縛られることのない文明の夢を見させる。

現代科学も、古代の学者や賢者たちが何千年も前に出した結論と同じところにたどりつきつつあるように見えます。それは、物質と非物質は同じものだということです。

謎の絶滅動物たち2017年03月13日 14:29

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書評:アフリカから北米大陸にまで広がったゾウの仲間、1億2000万年前に孤立した南米大陸で独自に進化した大型の哺乳類たち、肉食ウォンバットなどホモサピエンスの登場によって姿を消した大型動物たち

このまったく新しいハンターの突然の出現により、マンモスやネアンデルタール人を含めて、数多くの種族が絶滅することになる。


野生のカモシカ―その謎の生活を追う2017年03月16日 21:50

  
  
野生のカモシカ
―その謎の生活を追う
米田一彦
  
  


書評:後のツキノワグマ研究所理事長、米田一彦氏によって7年間の野外観察を積んで描かれたニホンカモシカの生態

カモシカはどんな雨の日でも生活のリズムはこわしていない。雨よりは生活のリズムの方が明らかに優先している、とだけはいえそうだ。

世界システム論講義: ヨーロッパと近代世界2017年03月20日 22:03

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書評:世界を有機体的なシステムととらえ、国や大陸の枠組みを超えた理解を可能とする点で必読書とも言える本だが、金融の圧倒的な影響力や、世界システムを支える制度の構築に触れない点に不満

ロシア史上、西ヨーロッパの文化を取り入れたとされるピョートル大帝の時代は、世界システム論からいえば、ロシアがこのシステムに組み込まれたことを意味するにすぎない。わが国の開国・維新もまた同じである。