書評 一覧

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赤紙と徴兵――105歳 最後の兵事係の証言から2017年03月02日 21:41

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書評:村役場で兵事係を務め、敗戦後命令に背いて資料を保管していた105歳老人の体験を中心に、国が戦争を行うとは国民にとってどのような体験なのかを伝える

なぜ、かくも多くの日本の男たちが、家族と共にいる生活の場から引き離されて、広大なアジア・太平洋の異国の戦場にまで赴かねばならなかったのだろうか。 元々、個人的には何の対立関係もなかったはずの他国の男たちと、なぜ敵同士になって殺し合わなければならなかったのだろう。


「氣」の威力2017年02月12日 19:25

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書評:「氣(気)」を含むたくさんの表現を持つ日本語。その意味がわかった氣がします。

「体の密なるを心といい、心の疎なるを体という」という言葉があるが、密度の濃いのが心で、うすいのが体である、と覚えておけばよい。

アニマルスピーク ──守護動物「トーテム」のメッセージで目覚める本当のあなた2017年02月06日 12:43

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書評:水辺の家に住みたいと思っていた私のトーテムアニマルはカエルなのかもしれません。

自然界は植物、動物、人間のコミュニティです。おのおのが生態系の一端をにない、お互いを必要としています。自然界で起きることは私たちに影響し、私たちに起きることは動植物に影響します。人間社会だけを切り離そうとしても、そうはいきません。

内観法2017年01月31日 20:49

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書評:内観法は洗脳なのかそれとも自己暗示や伝統的な成人儀礼にも通じる手法なのか

嘘と盗みだけは皆が犯して居る上に、罪と考えていない人もあるので、人から泥棒とか嘘つきと言われると立腹しますから内観のテーマとしては適当です。

平等と不平等をめぐる人類学的研究2017年01月27日 20:33

  
  
平等と不平等をめぐる
人類学的研究
寺嶋秀明(編集)
  
  


書評:人類学者が平等性を考えるとき、金持ちに対する陰口や噂は、金持ちの身勝手な行動を抑制するための重要な要素となるのだ。

私有地であれ(共有地であれ)、それが村落内の土地であれば、その私有地に総有の網がかぶされているというのである。 つまり、その私有地は所有者個人の判断でまったく自由に売買できるものではなく、村落にお伺いをたてるのが筋という性格のものだというのである。

脳ってすごい!―絵で見る脳の科学2017年01月16日 18:58

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書評:増築を重ねてでき上がった脳はそもそも思考のためではなく制御のための機関。顔や体と同様に差異を持ち、ときに不都合な癖や要件を持つ存在でもあるのだ。

脳は、いわばきちんとした計画もないまま長い年月をかけて増築されてきた古い家のようなものです。この本で、わたしたちはこの家がどんなつくりになっているかを見ます。

精霊たちのメッセージ―現代アボリジニの神話世界(角川選書276)2017年01月06日 16:05

  
  
精霊たちのメッセージ
―現代アボリジニの神話世界
松山利夫
  
  


書評:神話世界には祖先たちの生き方も示されており、この土地に住む意味を伝える。おそらく、それは日本神話も基本的に同じである。

「人が亡くなると、われわれは遺体を土に埋葬する。これが一回めの葬送だ。それから二、三ヵ月たったころ、遺体を掘りだし、その骨を拾い集め、死者が生きていたときと同じように、すべての骨を足のつま先から頭骨まで順に樹皮のうえにならべる。その骨を中空にした丸太の柩に入れるのが二回めの葬送だ。」

本物の自然療法―自然に生きる人間本来の病気観2016年12月24日 12:27




書評:多くの代替療法もまた偽りであるという視点

結果的には、自然人は病気に対して何もしなかったのですが、実際彼らにはその必要性も感じられませんでした。

世界の狩猟民――その豊穣な生活文化2016年12月18日 10:31

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書評:世界の狩猟採集民を集めた待望の一冊、ついに刊行?

彼らの狂気は無害であり、有益でさえある。 私たちの狂気は、致命的である。

治療という幻想―障害の医療からみえること2016年12月10日 09:41

  
  
治療という幻想
―障害の医療からみえること
石川憲彦
  
  


書評:優生学、カトリシズム、母体の健康…、人道主義、イデオロギー、権力…。現場から見る問題点。

発作は誰にでも起こり得る脳の自然な現象の一つである。自らのなかの自然な可能性を存在しないこととしてのみ、他の安全な子どもは存在を認められる。 つまり、てんかん者が自分自身をさらけ出せない社会とは、非てんかん者も、自分の可能性をさらけ出せない社会である。