書評 一覧

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動物の計画能力: 「思考」の進化を探る (プリミエ・コレクション)2017年10月19日 22:32




書評:哺乳類と鳥類という、ともに体温を維持し、育児を行う種にみられるプランニング能力の収斂進化をさぐる

言語の重要性は疑いえないにしても、それが思考のすべてというのは一種の思い込みあるいは決めつけにすぎない。

山と河が僕の仕事場 頼りない職業猟師+西洋毛鉤釣り職人ができるまでとこれから2017年10月18日 22:08




書評:インターネット時代に山と河の恵みに生きる方法

ありがたい山の恵みは獣ばかりではない。自然薯(ヤマイモ)は地元で人気が高く、罠を仕掛けながら採取する猟師も多い。というのもイノシシは好んで自然薯を掘って食べることから、罠猟師の多くは、自然薯の群生地を知っているのだ。

「プーファ」フリーであなたはよみがえる! 生命場を歪ませるアルデヒド (健康常識パラダイムシフトシリーズ)2017年10月05日 20:09




書評:必須脂肪酸(植物油や魚油)は必須ではないどころか有害だった

ちなみに日本の平均寿命が長いというデータにはかなりの虚偽と誤解があります。これは海外ではすでによく知られた事実で、ニューヨークタイムズにも記事になっています(http://www.nytimes.com/2010/08/15/world/asia/15japan.html)

ハイン 地の果ての祭典: 南米フエゴ諸島先住民セルクナムの生と死2017年09月12日 18:33




書評:伝統文化の記憶を持つセルクナムの最後の人びとと交流し、記録を残し、生涯を通じてその文化の研究と紹介に取り組んだ著者が、残された記録やセルクナムの末裔たちの話などから儀式「ハイン」の様子を復元

生と幻想に満ち、ハレの場であり楽しみだったハイン――あのハインの創造的な儀式や劇が表現していたものが、新しい生活にはかけらもない。羊牧場の仕事は日課であって文化ではない。それは生き方として不完全で、何かが欠落していた。

ヒトと文明 ──狩猟採集民から現代を見る2017年08月22日 20:46




書評:83歳の人類学者はゴーギャンの絵を引いて、人類学は「我々はどこへ行くのか」を探求するという。彼が狩猟採集民を持ちだす意味を知って欲しい。

人類が「未開(野蛮)」から「文明」の状態へと「進歩」したとの歴史観は、今でも一般の人々の心に根強くひそんでいる。しかし、人類学ではそのような思想を決して認めず、先史考古学や進化生物学等の科学的根拠を重視して、文明を地球史上の中のきわめて特殊な現象として理解しようとする。これは、人類学の使命といってよい。

ハキリアリ 農業を営む奇跡の生物 (飛鳥新社ポピュラーサイエンス)2017年06月30日 18:47




書評:人類以外で農業に手を出した唯一の集団として見ると、人類の行く末を考える上で大変面白いのがハキリアリである


協力と分業というふたつの特徴をもつおかげで、集団で暮らす社会性昆虫は圧倒的に有利な立場に立っている。

彗星パンスペルミア2017年06月12日 11:10




書評:地球という限られた空間よりも、広大な宇宙のほうが生命誕生の場としてふさわしいのかもしれない。そして宇宙は同じ起源を持つ生命にあふれているのかもしれない。

微生物は大気圏突入に耐える
たとえ, 実際にウイルスや細菌が宇宙に存在しているとしても, それが生きたまま地球に潜入することはありえない, という批判を繰り返し耳にする. つまり, そういう微生物でも, 地球の大気圏に突入するときの熱によって, 死滅してしまうだろうというわけだ. だが, それが誤りであることは証明できる.

世界システム論講義: ヨーロッパと近代世界2017年03月20日 22:03

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書評:世界を有機体的なシステムととらえ、国や大陸の枠組みを超えた理解を可能とする点で必読書とも言える本だが、金融の圧倒的な影響力や、世界システムを支える制度の構築に触れない点に不満

ロシア史上、西ヨーロッパの文化を取り入れたとされるピョートル大帝の時代は、世界システム論からいえば、ロシアがこのシステムに組み込まれたことを意味するにすぎない。わが国の開国・維新もまた同じである。

謎の絶滅動物たち2017年03月13日 14:29

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書評:アフリカから北米大陸にまで広がったゾウの仲間、1億2000万年前に孤立した南米大陸で独自に進化した大型の哺乳類たち、肉食ウォンバットなどホモサピエンスの登場によって姿を消した大型動物たち

このまったく新しいハンターの突然の出現により、マンモスやネアンデルタール人を含めて、数多くの種族が絶滅することになる。