書評 一覧

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神話伝説辞典2017年08月19日 19:00

  
  
神話伝説辞典朝倉 治彦
  
  


書評:普段から交流のある国文学、民俗学、神話学を先行する四人の学者が共同で編集したこの辞典で、この地の人々が伝承してきた重要な知識を綜合的に振り返る

この辞典にとりあげた神話、説話、伝説、昔話などは、それぞれの分野においては研究も進み、かなりの成果も挙がっているが、世界的な視野からする日本神話の研究と、文献記録にもとづく説話研究と、もう一つは基層文化の中でとらえようとする口承文芸研究とは、必ずしも十分な提携交流がおこなわれているとは言いがたい。

世界システム論講義: ヨーロッパと近代世界2017年03月20日 22:03

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書評:世界を有機体的なシステムととらえ、国や大陸の枠組みを超えた理解を可能とする点で必読書とも言える本だが、金融の圧倒的な影響力や、世界システムを支える制度の構築に触れない点に不満

ロシア史上、西ヨーロッパの文化を取り入れたとされるピョートル大帝の時代は、世界システム論からいえば、ロシアがこのシステムに組み込まれたことを意味するにすぎない。わが国の開国・維新もまた同じである。

赤紙と徴兵――105歳 最後の兵事係の証言から2017年03月02日 21:41

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書評:村役場で兵事係を務め、敗戦後命令に背いて資料を保管していた105歳老人の体験を中心に、国が戦争を行うとは国民にとってどのような体験なのかを伝える

なぜ、かくも多くの日本の男たちが、家族と共にいる生活の場から引き離されて、広大なアジア・太平洋の異国の戦場にまで赴かねばならなかったのだろうか。 元々、個人的には何の対立関係もなかったはずの他国の男たちと、なぜ敵同士になって殺し合わなければならなかったのだろう。


幻の民コノイ族2016年08月27日 19:26

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書評:今から50年前、フィリピン南西部パラワン島の高地に、床下までの高さが 8メートルもある樹上住居を作る、焼畑農耕民コノイ族がいた。

それは地球上に残された数少ない自然の楽園の一つに思えた。br />