書評 一覧

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山と河が僕の仕事場 頼りない職業猟師+西洋毛鉤釣り職人ができるまでとこれから2017年10月18日 22:08




書評:インターネット時代に山と河の恵みに生きる方法

ありがたい山の恵みは獣ばかりではない。自然薯(ヤマイモ)は地元で人気が高く、罠を仕掛けながら採取する猟師も多い。というのもイノシシは好んで自然薯を掘って食べることから、罠猟師の多くは、自然薯の群生地を知っているのだ。

東京にカワウソがいたころ2017年10月02日 15:59

  
  
東京にカワウソがいたころ大川悦生(著), 宮本 忠夫(イラスト)
  
  


書評:ほとんど怒ったことがないというカメばあちゃんの怒りに耳を傾けたい

漁師はさかなさえとれれば、字なんか知らなくたって、らくにくらしていけました。

お金がなくても田舎暮らしを成功させる100ヶ条2017年09月18日 19:46




書評:「田舎暮らしに甘い幻想をふりまかないライター」による格差社会からの逃亡者向け田舎生活成功のための100カ条

重ねて強調したいのは、自給自足すればお金はかからない、田舎に住めば生活費が削減できる、という先入観を持たないこと。なかには交際費を惜しんで地域と距離を保ち、仙人のような生活をめざす人もいるが、愚の骨頂である。

ヒトと文明 ──狩猟採集民から現代を見る2017年08月22日 20:46




書評:83歳の人類学者はゴーギャンの絵を引いて、人類学は「我々はどこへ行くのか」を探求するという。彼が狩猟採集民を持ちだす意味を知って欲しい。

人類が「未開(野蛮)」から「文明」の状態へと「進歩」したとの歴史観は、今でも一般の人々の心に根強くひそんでいる。しかし、人類学ではそのような思想を決して認めず、先史考古学や進化生物学等の科学的根拠を重視して、文明を地球史上の中のきわめて特殊な現象として理解しようとする。これは、人類学の使命といってよい。

山の仕事、山の暮らし2017年07月31日 12:14

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書評:山の仕事は多様だ。山岳救助隊、山小屋経営、登山ガイド、ユリの栽培、天然氷の製造。ぜんまいとり、狩猟、サンショウウオとり。養蜂、峠の茶屋、ウルシカキ、炭焼き。山は厳しく、山は自由だ。

文明の発達にともなって、これからも人間はますます山を捨て、保全や管理と称して、機械力で自然を意のままにしようとするだろう。けれどいつかは知らず、科学の最先端を希求するひとびとが増えるにつれて、二極分化のようにして原生の森を生活の糧として見直さなくてはならない時代が必ずくる、と私は固く信じている。

「阿修羅」の呼吸と身体―身体論の彼方へ2017年05月27日 22:35

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書評:脳化社会などと言って澄ましてはいられない現代人にとって、これはなかなか大変な本だ。

やがて"般若"の思想、"空"の思想と呼ばれる初期大乗仏教が興りこの考え方を厳しく否定することになる。"言葉"に対応する実体的な存在などあり得ないというのである。

50代からの休みかた上手2017年04月24日 10:09

  
  
50代からの休みかた上手大原 敬子
  
  


書評:ニッポン放送「テレホン人生相談」で長年にわたって回答者を務める著者が、在野の人であった曽祖母・大原とめの理念を伝える

生きる技術としての知恵は、昔は親から子へという具合に受け継がれていました。社会の中でも、先人が自分たちの経験の中から得た知恵を子孫に伝える仕組みができていました。しかし、現代は核家族化、社会での触れ合いの欠如などによって、先人たちの知恵はほとんど伝わらなくなっています。

ブラザー イーグル、シスター スカイ―酋長シアトルからのメッセージ2017年03月30日 21:19




書評:「われらは知っている、大地はわれらのものでなく、われらが大地のものであることを」

人は、このいのちの網を織りだすことはできない。 人はわずかに網の一本の糸、だから、 いのちの網に対するどんな行為も、自分自身に対する行為となることを。

赤紙と徴兵――105歳 最後の兵事係の証言から2017年03月02日 21:41

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書評:村役場で兵事係を務め、敗戦後命令に背いて資料を保管していた105歳老人の体験を中心に、国が戦争を行うとは国民にとってどのような体験なのかを伝える

なぜ、かくも多くの日本の男たちが、家族と共にいる生活の場から引き離されて、広大なアジア・太平洋の異国の戦場にまで赴かねばならなかったのだろうか。 元々、個人的には何の対立関係もなかったはずの他国の男たちと、なぜ敵同士になって殺し合わなければならなかったのだろう。