書評 一覧

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ハイン 地の果ての祭典: 南米フエゴ諸島先住民セルクナムの生と死2017年09月12日 18:33




書評:伝統文化の記憶を持つセルクナムの最後の人びとと交流し、記録を残し、生涯を通じてその文化の研究と紹介に取り組んだ著者が、残された記録やセルクナムの末裔たちの話などから儀式「ハイン」の様子を復元

生と幻想に満ち、ハレの場であり楽しみだったハイン――あのハインの創造的な儀式や劇が表現していたものが、新しい生活にはかけらもない。羊牧場の仕事は日課であって文化ではない。それは生き方として不完全で、何かが欠落していた。

世界あやとり紀行―精霊の遊戯2017年09月02日 22:28

  
  
世界あやとり紀行―精霊の遊戯シシドユキオ (著), 野口廣 (著), マーク・A・シャーマン (著)
  
  


書評:自然発生的に世界各地で生まれたあやとりは、西洋文明の発達と普及に伴い消えていったという。あやとりという行為に伴う精神活動に、人が人であるためのヒントがあるのかもしれない。

各地のあやとりは、原住民たちを巡る自然、動植物、環境、風俗、習慣などを実に生き生きと表現し、彼らの喜び、悲しみ、信仰すらをも現代のわれわれに大きな感動をもって伝える卓越した原始芸術である

世界システム論講義: ヨーロッパと近代世界2017年03月20日 22:03

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書評:世界を有機体的なシステムととらえ、国や大陸の枠組みを超えた理解を可能とする点で必読書とも言える本だが、金融の圧倒的な影響力や、世界システムを支える制度の構築に触れない点に不満

ロシア史上、西ヨーロッパの文化を取り入れたとされるピョートル大帝の時代は、世界システム論からいえば、ロシアがこのシステムに組み込まれたことを意味するにすぎない。わが国の開国・維新もまた同じである。

サルが木から落ちる―熱帯林の生態学2016年08月21日 09:45

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書評:熱帯の動植物が見せる生きる姿

熱帯の多くの鳥、ほ乳類、は虫類、両生類、昆虫が生きのびるためには非常に広い森が必要だし、そこで暮らしていける生きものはごく少ししかいない。