書評 一覧

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ジャングルの子―幻のファユ族と育った日々2017年10月12日 10:29

  
  
ジャングルの子―幻のファユ族と育った日々ザビーネ キューグラー(著)
松永 美穂 (翻訳)
河野 桃子 (翻訳)
  
  


書評:美しい著者が、復讐の応酬で絶滅寸前になっていた幻の民族をキリスト教者の愛が救うというストーリーを基調にしながら、ファユ族と育った日々こそ本物だったと語る変な本

ジャングルで叫び声をあげるのは生命が危険にさらされる状況のなかだけで、誰かを殺そうとしているときか、殺される恐怖を感じたときだけだ。

ヒトと文明 ──狩猟採集民から現代を見る2017年08月22日 20:46




書評:83歳の人類学者はゴーギャンの絵を引いて、人類学は「我々はどこへ行くのか」を探求するという。彼が狩猟採集民を持ちだす意味を知って欲しい。

人類が「未開(野蛮)」から「文明」の状態へと「進歩」したとの歴史観は、今でも一般の人々の心に根強くひそんでいる。しかし、人類学ではそのような思想を決して認めず、先史考古学や進化生物学等の科学的根拠を重視して、文明を地球史上の中のきわめて特殊な現象として理解しようとする。これは、人類学の使命といってよい。

世界システム論講義: ヨーロッパと近代世界2017年03月20日 22:03

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書評:世界を有機体的なシステムととらえ、国や大陸の枠組みを超えた理解を可能とする点で必読書とも言える本だが、金融の圧倒的な影響力や、世界システムを支える制度の構築に触れない点に不満

ロシア史上、西ヨーロッパの文化を取り入れたとされるピョートル大帝の時代は、世界システム論からいえば、ロシアがこのシステムに組み込まれたことを意味するにすぎない。わが国の開国・維新もまた同じである。

赤紙と徴兵――105歳 最後の兵事係の証言から2017年03月02日 21:41

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書評:村役場で兵事係を務め、敗戦後命令に背いて資料を保管していた105歳老人の体験を中心に、国が戦争を行うとは国民にとってどのような体験なのかを伝える

なぜ、かくも多くの日本の男たちが、家族と共にいる生活の場から引き離されて、広大なアジア・太平洋の異国の戦場にまで赴かねばならなかったのだろうか。 元々、個人的には何の対立関係もなかったはずの他国の男たちと、なぜ敵同士になって殺し合わなければならなかったのだろう。


宇宙人謎の遺産―彼らこそ地球文明の影の支配者だ (1975年) (ノン・ブック)2016年10月08日 14:54

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書評:<理想に向かうはずの世界が便利ではあるが窮屈で救いのない世界に向かう中で、はるか古代と、現代社会を一本に結ぶことが意味を持つロングセラー。

古代の不思議な遺跡などについて知ることができればと考えて読み始めた本でしたが、読んでみれば、内容は遺跡にとどまっていませんでした。

金融のしくみは全部ロスチャイルドが作った2016年09月03日 19:40

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書評:■この本に描かれた世界史は実に理解しやすい。たぶん、つじつまがあっているからだろう。■

私に一国の通貨の発行権と管理権を与えよ。そうすれば、誰が法律を作ろうと、そんなことはどうでも良い。」 (By マイヤー・アムシェル・ロスチャイルド)

金融のしくみは全部ロスチャイルドが作った2016年07月11日 22:20




書評:■本当の世界史は理解しやすい■

「私に一国の通貨の発行権と管理権を与えよ。そうすれば、誰が法律を作ろうと、そんなことはどうでも良い。」 (By マイヤー・アムシェル・ロスチャイルド)

はだかの起原―不適者は生きのびる2016年07月11日 18:48

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書評:■ネアンデルタール人はチンパンジーのように毛むくじゃらで、言葉も持たなかった■

本書が問いかけているのは、裸になり、言葉を持ち、火と家を維持するために社会を必要とするようになった新種の生物である現生人類は、発達した大脳や言語能力を人類の優れた性質であると見なしてよいかどうかということである。 それらは偶然の産物であるが、人は、その日を生きることも、足るを知ることも、他者を利用しないことも難しい存在になってしまった。