書評 一覧

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動物の計画能力: 「思考」の進化を探る (プリミエ・コレクション)2017年10月19日 22:32




書評:哺乳類と鳥類という、ともに体温を維持し、育児を行う種にみられるプランニング能力の収斂進化をさぐる

言語の重要性は疑いえないにしても、それが思考のすべてというのは一種の思い込みあるいは決めつけにすぎない。

山と河が僕の仕事場 頼りない職業猟師+西洋毛鉤釣り職人ができるまでとこれから2017年10月18日 22:08




書評:インターネット時代に山と河の恵みに生きる方法

ありがたい山の恵みは獣ばかりではない。自然薯(ヤマイモ)は地元で人気が高く、罠を仕掛けながら採取する猟師も多い。というのもイノシシは好んで自然薯を掘って食べることから、罠猟師の多くは、自然薯の群生地を知っているのだ。

貝げらのめがね―自然は子どもをどのように遊ばせるか2017年10月15日 22:30

  
  
貝げらのめがね
―自然は子どもをどのように遊ばせるか
山口孝雄 (著)
  
  


書評:愛知教育大学の学生の頃から自然の中での子どもの遊びを調査しつづけた山口氏の定年退官を期して出版された写真を主とする本

遊びは、原始の心を復活する。

ジャングルの子―幻のファユ族と育った日々2017年10月12日 10:29

  
  
ジャングルの子―幻のファユ族と育った日々ザビーネ キューグラー(著)
松永 美穂 (翻訳)
河野 桃子 (翻訳)
  
  


書評:美しい著者が、復讐の応酬で絶滅寸前になっていた幻の民族をキリスト教者の愛が救うというストーリーを基調にしながら、ファユ族と育った日々こそ本物だったと語る変な本

ジャングルで叫び声をあげるのは生命が危険にさらされる状況のなかだけで、誰かを殺そうとしているときか、殺される恐怖を感じたときだけだ。

「プーファ」フリーであなたはよみがえる! 生命場を歪ませるアルデヒド (健康常識パラダイムシフトシリーズ)2017年10月05日 20:09




書評:必須脂肪酸(植物油や魚油)は必須ではないどころか有害だった

ちなみに日本の平均寿命が長いというデータにはかなりの虚偽と誤解があります。これは海外ではすでによく知られた事実で、ニューヨークタイムズにも記事になっています(http://www.nytimes.com/2010/08/15/world/asia/15japan.html)

ココ、お話しよう2017年10月03日 18:37

  
  
ココ、お話しようF・パターソン (著),
E・リンデン (著),
都守 淳夫 (翻訳)
  
  


書評:手話を通じてゴリラと語る。

私たちはゴリラになろうとして失敗したのではない。それと同じように、ゴリラも人間になることに失敗してゴリラになったのではない。

東京にカワウソがいたころ2017年10月02日 15:59

  
  
東京にカワウソがいたころ大川悦生(著), 宮本 忠夫(イラスト)
  
  


書評:ほとんど怒ったことがないというカメばあちゃんの怒りに耳を傾けたい

漁師はさかなさえとれれば、字なんか知らなくたって、らくにくらしていけました。

黒人アフリカの美術2017年09月22日 21:25




書評:西洋世界における黒人アフリカの美術に対する態度の変遷から、作品の様式や構成要素の比較、アフリカ人たちの宗教意識・美意識までを広く捉えようとした力作。豊富な図式を収録し、巻末には年表も付属。

アラブ人もヨーロッパ人も初期の旅行家たちは、十五世紀に、アフリカの国々が良く組織され、文化が華咲き、都市が豊かで広い街路を持っていると書いた。

お金がなくても田舎暮らしを成功させる100ヶ条2017年09月18日 19:46




書評:「田舎暮らしに甘い幻想をふりまかないライター」による格差社会からの逃亡者向け田舎生活成功のための100カ条

重ねて強調したいのは、自給自足すればお金はかからない、田舎に住めば生活費が削減できる、という先入観を持たないこと。なかには交際費を惜しんで地域と距離を保ち、仙人のような生活をめざす人もいるが、愚の骨頂である。

ブッシュマン、永遠に:変容を迫られるアフリカの狩猟採集民2017年09月16日 22:40




書評:700万年間続いた人類の生活は、こんなにも充実した楽しい生活であったのかと思わせる描写から始まって「近代化」による変容を描くことに重点を置いた本書は、日本のブッシュマン研究者たちの紹介にもなっている

いってみれば、彼らの頻繁な移動生活は、お気に入りのごちそうをつまみ食いして歩く生活なのであり、移動のサイクルを一巡して戻ってくるころには、すでに自然の食卓はもと通りに復元しているのである。